気温が高くなるこれからの時期、消毒用アルコールは今や生活に欠かせない製品ですが、その正しい使い方を改めて知っておく必要があります。
アルコールは、
「火を近付けるとすぐに引火する」
「アルコールから発生する可燃性蒸気は、空気より重い」
「アルコールから発生する可燃性蒸気は、低いところに溜まりやすい」
という特徴があります。
この夏!! 次の点に特にご注意!!!
アルコール消毒薬を車内に置いたままにしない
炎天下の車内にアルコールのボトルを放置しない
アルコール消毒した直ぐに、タバコを吸わない
アルコール消毒した直ぐに、花火をしない
車の中の温度も上がりますが、今年は特に注意が必要です。気温が高くなる夏場の自動車内に消毒用アルコールを放置しておくと、密閉された空間で、かつ温度が高くなることから、アルコールから可燃性の蒸気が発生し、滞留しやすい状況になり、そのまま車に乗り込み、ライターに火をつけてしまうと、蒸気となったアルコールに引火し、火災となる恐れがあります。
手指消毒をアルコールでした直ぐの手で、タバコに火をつけたり、花火をしたりしたら大やけどをすることがあります。特に小さいお子さんには、気を付けてあげてください。