消毒用アルコールの取り扱いにご注意

 気温が高くなるこれからの時期、消毒用アルコールは今や生活に欠かせない製品ですが、その正しい使い方を改めて知っておく必要があります。

アルコールは、

「火を近付けるとすぐに引火する」  

アルコールから発生する可燃性蒸気は、空気より重い」

アルコールから発生する可燃性蒸気は、低いところに溜まりやすい」 

という特徴があります。

 

 この夏!! 次の点に特にご注意!!!

 

アルコール消毒薬を車内に置いたままにしない

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炎天下の車内にアルコールのボトルを放置しない

アルコール消毒した直ぐに、タバコを吸わない

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東京消防庁実験資料
アルコールの炎は、青白く透明色の為見えづらい

アルコール消毒した直ぐに、花火をしない

公益財団法人日本煙火協会ポスターより
消毒から5分程度たってから花火をお楽しみください。

 車の中の温度も上がりますが、今年は特に注意が必要です。気温が高くなる夏場の自動車内に消毒用アルコールを放置しておくと、密閉された空間で、かつ温度が高くなることから、アルコールから可燃性の蒸気が発生し、滞留しやすい状況になり、そのまま車に乗り込み、ライターに火をつけてしまうと、蒸気となったアルコールに引火し、火災となる恐れがあります。

 手指消毒をアルコールでした直ぐの手で、タバコに火をつけたり、花火をしたりしたら大やけどをすることがあります。特に小さいお子さんには、気を付けてあげてください。